TableCheck vs 食べログ vs Rezabo比較:タイ飲食店の予約システム選定基準と総合型・台帳特化型の違い

【要点整理】BLUF要点カード:3製品は同じ土俵の予約システムではない
結論(先に読む)
タイの飲食店がTableCheck、食べログ、Rezaboを比較する際のポイントは、機能一覧の優劣ではなく、製品カテゴリと位置づけの違いにあります。他社は送客やオンライン予約、事前決済まで含む総合型システムであり、料金や機能の詳細は各社の公式サイトで確認する必要があります。一方、Rezaboは現場の予約台帳と顧客管理に絞った定額制(月額1,900 THB、年額19,000 THB、初期費用0、送客手数料0)のクラウド台帳です。電話やLINEで受けた予約をスタッフが入力し、日本語・英語・タイ語の画面で共有するシンプルな運用を特徴としています。
1. 選定を誤る店舗が最初に混同する3つの役割
トンローやプロンポンの日系店で、日本本社やオーナーが「日本で使っていた予約の仕組みをタイにも」と指示するケースは珍しくない。現場の予約はすでにLINE公式アカウント、電話、Googleマップ、Walk-in、OTA、InstagramのDMに分散している。ここに日本のポータルやエンタープライズエンジンを足すと、空席の正本がどこにあるかが先に壊れる。
3製品の役割は次の通り分かれる。
- 食べログ: 日本国内の検索・口コミ・ネット予約を中心とする送客ポータル。他社は送客やオンライン予約、決済まで含む総合型であり、料金や機能の詳細は各社の公式サイトでご確認ください。
- TableCheck: 予約受付、顧客台帳、事前決済、チャネル統合などを持つ総合型エンジン。料金や機能の詳細は各社の公式サイトでご確認ください。
- Rezabo: 現場の配席と顧客管理に特化したクラウド予約台帳。月額1,900 THB(年額19,000 THB・2ヶ月分お得)の定額制で、初期費用・送客手数料は0。端末ごとに日本語・英語・タイ語の画面表示切替に対応し(※顧客メモは入力言語のまま表示)、電話やLINEで受けた予約をスタッフが入力して店内・複数店舗で共有します。POS連携やオンライン事前決済は行わず、現場が迷わず使える台帳業務に特化しています。
2. 総合型システムと台帳特化型システムの違い
予約システムを検討する際、送客や事前決済まで含む「総合型」と、店内の配席・顧客管理に絞った「台帳特化型」の違いを整理することが重要です。
他社(TableCheck、食べログなど)は、オンライン予約受付や決済連携、送客ネットワークを含む総合型サービスです。機能が充実している反面、プランや手数料体系が多岐にわたるため、実際の利用条件や費用は各社の公式サイトでご確認ください。
一方のRezaboは、外部からの自動予約受付や事前決済機能を持たず、店舗スタッフが予約情報を入力・管理する「台帳」に機能を絞っています。機能が限定されている分、月額1,900 THB(年額19,000 THB・2ヶ月分お得)の完全定額で利用でき、初期費用や送客手数料はかかりません。
3. 金額・機能・制限の比較マトリクス
「予約システム」は目的によって選ぶべきカテゴリが異なります。各製品の位置づけと特徴は次の通りです。
| 比較項目 | 食べログ ネット予約 | TableCheck | Rezabo |
|---|---|---|---|
| 製品の役割 | 日本国内の送客ポータル | 総合型予約エンジン | 店舗所有の予約台帳+CRM |
| 公開料金 | 他社は送客やオンライン予約、決済まで含む総合型(料金は公式サイトをご確認ください) | 他社は送客やオンライン予約、決済まで含む総合型(料金は公式サイトをご確認ください) | 月額1,900 THB(年額19,000 THB・一括払い、2ヶ月分お得。初期費用0、送客手数料0) |
| ゲスト側の追加負担 | 詳細は公式サイトをご確認ください | 詳細は公式サイトをご確認ください | なし(客側の予約画面や決済機能は持たず、店側の台帳に特化) |
| OTA/メディア連携 | 詳細は公式サイトをご確認ください | 詳細は公式サイトをご確認ください | なし(電話やLINE等で受けた予約をスタッフが台帳に入力) |
| 顧客データの所在 | ポータル側に蓄積 | エンジン内CRM | 店舗テナントに蓄積。顧客台帳で来店履歴・メモを管理 |
| タイ現地決済 | 詳細は公式サイトをご確認ください | 詳細は公式サイトをご確認ください | なし(台帳機能に特化。決済連携は行いません) |
| 現場UIと言語 | 店舗管理は日本語中心 | 多言語対応を公称 | 画面表示(ボタン・項目名)をタイ語・英語・日本語で端末ごとに切替(※顧客メモは入力言語のまま表示) |
| サポート拠点 | 日本窓口 | 詳細は公式サイトをご確認ください | バンコク現地チーム。タイ法人(RQC.Thailand Co.,Ltd.)が領収書およびTax Invoiceを発行 |
| 予約件数の上限 | 詳細は公式サイトをご確認ください | 詳細は公式サイトをご確認ください | 件数無制限(台帳費用は定額) |
| 解約とデータ | 詳細は公式サイトをご確認ください | 詳細は公式サイトをご確認ください | 月次契約(年間プランあり)。顧客台帳・予約履歴を保持 |
他社は送客やオンライン予約、決済まで含む総合型システムですが、料金や機能の詳細は各社の公式サイトでご確認ください。一方、Rezaboは現場の予約台帳に絞った定額制(月額1,900 THB、年額19,000 THB、初期費用0、送客手数料0)です。予約件数が増えても月額費用が連動せず、シンプルな台帳業務に特化しています。
4. 料金プランの考え方:総合型と定額台帳の違い
他社サービス(TableCheck、食べログ等)は、送客手数料やプラン別の機能オプション、予約人数ごとの従量課金など、店舗規模や用途に応じた多様な料金体系が用意されています。プランや料金の詳細については、各社の公式サイトをご確認ください。
Rezabo:定額の範囲と、台帳機能への特化
月額1,900 THB(年額19,000 THB、初期費用0、送客手数料0)は予約件数無制限の台帳と顧客管理機能です。POSとの自動データ連携は行いません。注文・会計・売上は現在のPOSで管理します。また、オンライン決済機能や外部からの自動予約取り込みは含まず、店舗スタッフが電話やLINEで受けた予約を管理する台帳業務に特化しています。
5. トンロー40席店の3年コストの考え方
前提:席数40、客単価1,800バーツ規模の店舗を想定。他社サービスの料金や手数料の詳細は各社の公式サイトをご確認ください。
| コスト項目(年額) | 食べログ(送客ポータル) | TableCheck(総合型エンジン) | Rezabo(定額台帳) |
|---|---|---|---|
| 台帳/エンジン | 他社は送客やオンライン予約、決済まで含む総合型(詳細は公式サイトをご確認ください) | 他社は送客やオンライン予約、決済まで含む総合型(詳細は公式サイトをご確認ください) | 19,000バーツ(年額一括・2ヶ月分お得) |
| 送客・値引き | 公式サイトをご確認ください | 公式サイトをご確認ください | 送客手数料 0 THB |
| 決済 | 公式サイトをご確認ください | 公式サイトをご確認ください | なし(台帳機能に特化) |
| 照合・二重入力 | 運用の設計次第 | 運用の設計次第 | 同一タイムラインで管理 |
| 顧客リスト | ポータル側 | エンジン内 | 店舗管理。顧客台帳で履歴・メモを保持 |
| 3年累計の目安 | 従量やプランにより変動 | プランや構成により変動 | 台帳約5.7万バーツ(年額19,000 THB×3・試算例) |
他社システムは送客やオンライン予約、事前決済まで含む総合型であり、予約件数や利用機能に応じて費用が変動します。一方、Rezaboは台帳機能に絞った定額制(月額1,900 THB、年額19,000 THB・2ヶ月分お得)のため、予約件数が増えても月額費用は連動しません。自店舗の予約導線と必要な機能に合わせて選定することが大切です。
現場での運用の注意点(契約とオペレーション)
- 他社の料金・規約の未確認: 他社サービスを導入する際は、送客手数料やプラン別の機能制限、解約条件などを必ず公式サイトや契約書で確認する。
- 在庫の正本が分断する: 電話、LINE、ウォークインなど複数経路の予約がある場合、台帳を一本化しないと二重予約の原因になる。
- 現場スタッフの操作言語: タイ人スタッフが操作する端末で、操作ラベルがタイ語や英語で表示できるかを確認する。
- 顧客データの管理: 電話番号や来店履歴、顧客メモを店舗側の資産として蓄積・活用できるかを確認する。
6. 店舗タイプ別の選定基準
- 日本からの観光客送客を広く集めたい店舗: 送客ポータルや総合型予約エンジンの活用が適しています。料金や手数料条件は公式サイトで確認してください。
- ホテル併設・多拠点・事前決済まで一元化したい店舗: TableCheckなどのエンタープライズ向け総合エンジンの導入が適しています。
- 独立店、2〜5店舗の日系またはタイローカルで、電話やLINEの予約が多い店舗: Rezaboの定額台帳が適しています。月額1,900 THBの定額で、タイムライン配席と多言語表示により現場のミスを減らしやすくなります。
7. 乗り換え手順(営業を止めない移行設計)
- 在庫の正本を決める(1日目): 個室とテーブル席の予約を、どの台帳を正本として管理するかを店長とホールスタッフで固定します。
- 既存予約の確認と初期設定(2〜3日目): テーブル名・席数・基本レイアウトを設定します(Rezaboではこの初期設定を無料で代行します)。
- 並行運用と入力徹底(4〜10日目): 新台帳に先々の予約を登録し、電話やLINEで受けた予約をその場でスタッフが台帳へ入力するフローを定着させます。
- 新台帳への完全移行(11〜14日目): 先々予約の漏れがないことを確認し、台帳の運用を一本化します。
8. 店舗責任者が確認するFAQ
Q1. 食べログの併用について。
需要の獲得目的であれば活用余地はあります。ただし現地の席在庫の管理は、現地のスタッフがリアルタイムに確認できる台帳に集約することをお勧めします。料金や機能の詳細は各社の公式サイトをご確認ください。
Q2. TableCheckとの違いは何ですか。
TableCheckは送客やオンライン予約、事前決済まで含む総合型システムです。Rezaboは現場の予約台帳と顧客管理に絞った定額制です。料金や機能の詳細は各社の公式サイトでご確認ください。
Q3. Rezaboは送客してくれるのか。
しません。Rezaboが提供するのは、タイムラインでの配席、重複予約の検知、端末ごとの画面表示切替(日本語・英語・タイ語 ※顧客メモは入力言語のまま表示)、顧客台帳(来店履歴・メモ)などの台帳機能です。送客手数料や初期費用は0 THBで、現場の台帳業務に特化しています。
Q4. 既存の予約の移行はどうなりますか。
テーブル名・席数・基本レイアウトの初期設定は無料で代行いたしますが、既存の顧客名簿のCSV移行や過去の予約の転記は含まれません。先々の予約は手動で新台帳へご登録ください。
Q5. タイの領収書は出るか。
Rezaboの運営会社であるタイ法人(RQC.Thailand Co.,Ltd. / Tax ID: 0105566008649)名義にて正式領収書(Receipt / ใบเสร็จรับเงิน)および Tax Invoice(ใบกำกับภาษี)を発行いたします。
まとめ
TableCheck、食べログ、Rezaboは、それぞれ目的や位置づけが異なるサービスです。食べログは日本国内の送客ポータル、TableCheckはチャネル統合や事前決済まで含む総合型予約エンジンであり、料金や機能の詳細は各社の公式サイトで確認する必要があります。
一方、Rezaboは月額1,900 THB(年額19,000 THB・2ヶ月分お得、初期費用0、送客手数料0)の定額制予約台帳で、現場の配席と顧客管理に特化しています。送客やオンライン決済機能は持たず、現場スタッフが迷わず使えるシンプルな操作性と三言語切替(日本語・英語・タイ語)を強みとしています。
自店舗に必要な機能を見極め、現場のオペレーションに最適なシステムを選択することが重要です。